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BEER FLIGHT LOG -ビアフライトログ-

信州松本発、あらゆるクラフトビールの魅力に迫る魂の旅の記録。

BEER SAURUS 池袋店

コンバンハ、Yo-Heyです。

 

今回は池袋にあるBEER SAURUSというビアバーに行ってきました。

海外のクラフトビールを中心に豊富なラインナップを揃えるこの店。ハッピーアワーが設けられており、17時〜19時半まで樽生ビールが半額という超良心的な情報を目にし、以前から出張の際に行きたいと思っていたところです。ようやくその機会が巡り、仕事が終わるや否や全力ダッシュで向かいました。

池袋駅の人混みを掻き分けて突き進む僕の姿は、側から見るとまるで社運を賭けた重要な取引に臨もうとしている果敢なサラリーマンのように見えたに違いありません。

 

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そして迷うことなく池袋駅西口の繁華街にあるビルの前にたどり着き、さっそく入店。

店内はやや薄暗く、長いカウンターの後ろに様々な酒瓶が並んでいていかにもアメリカンなパブ、バーって感じ。

若々しいメンズスタッフが3人くらい、お客さんと賑やかに談笑していた。

腕時計を見ると時刻は18時半を過ぎている。もはやハッピーアワーは1時間も残されていない。Time waits for no one.

私は周囲のことなど一切気にせずまっすぐに空いているカウンターに着席し、機密情報の書かれた重要書類を読むがごとく目の前のメニューブックを血走った目で検分した。

ヤバイのが来た、とスタッフは思ったかもしれない。しかしさすがはプロ。そのような素振りは一切見せず、にこやかに注文を聞いてくれた。金髪のEXILE TRIBEにいそうなかっこいい青年だった。

 

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ドラフトビールは全て海外のクラフトビール。名前は聞いたことがあるがほとんど飲んだことのないビールばかりだ。否応無しにテンションが高まる。ちなみに、瓶ビールの種類も多数あり、日本のクラフトビールも幅広く取り揃えていた。

メニューの中で真っ先にマウイ・ブルーイングとシエラネバダIPAが気になったが、あいにくまだ樽が繋がれておらず飲めなかった。残念至極。

 

まずは1杯目、マウイ・ブルーイングのビキニブロンドラガーを注文。

以前ハワイに行った時に飲んだことのあるビールだ。目にした瞬間飲むしかない!と思った。

一口飲む。かなりドライ。アサヒスーパードライよりキレがある感じ。同時にかすかな甘みがした。後味はとてもスッキリ。クセがなく、暑い時期に毎日飲みたいあっさりラガーだと感じた。

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2杯目、セントアーチャー ホワイトエール。

小麦の甘みが柔らかく滲み出た、これもまた飲みやすいホワイトエール。苦味は全然ない。ヤッホーの水曜日のネコに似ているなあと感じた。

 

3杯目、カールストラウス オーロラホッピーアリス

そろそろ飲みごたえのあるIPAが飲みたいなあ、と思いオーダー。

一口飲んだ瞬間、南国のもぎたてのパッションフルーツのような爽やかな香りとともにかつてないほどの柑橘系そのもののジューシーな苦味が私を襲った。目を閉じると、そこはもう南国だった。

一瞬そのように錯覚するほど、鮮烈なおいしさだった。これは本当にビールなのだろうか?まるでグレープフルーツを丸かじりしているような感覚だった。麦とホップと水という原材料で、どうしてこのような味が出せるのだろう。

ALC7%とあるが、飲み口はとてもライトだし苦味も柑橘系そのもので全然くどくない。トロピカルな刺激を求めて次々と飲みたくなる。IPAの中毒性とドリンカビリティーを兼ね備えた、最高のビールだった。まさにオーロラ!ホッピーアリス!(アリスの意味はわからないけど)

とても人気のあるビールらしく、飲んでいる間にも次々と注文が入っていた。なくなる前に飲めてよかった。

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4杯目、勢いのついたところでさらにIPAを!とグリーンフラッシュ、ウェストコーストIPAを注文。

名前こそ聞いたことのある有名なビールだが、飲むのは初めてだった。先程の大当たりの後で期待値が高まっての一杯。

期待を上回る、ガツンとくるおいしさだった。オーロラホッピーアリスを数段階濃くしたような、フルボディの口当たり。さらにグレープフルーツ的ホップのビターネスのオンパレードが、いつまでも舌に刺激を与え続ける。こいつはヘヴィーだぜ、とBack To The Futureのマクフライ青年なら言うに違いない。私はノックアウトされ痺れつつ飲み続けた。

 

いつまでも飲み続けたかったが、思いの外2杯のIPAの高めのアルコールが確実にボディブローのように効き、私のステップを鈍らせていた。まだ夜は浅いが、紳士としてはサッと切り上げて夜の闇に紛れるのがスマートな作法だろう。明日も会議あるし。

そんなわけで、束の間のビアフライトは終わり私は店を出た。

 

ビールを飲んでいる間、途切れ途切れにバーテンダーの金髪青年に聞いたところによると、アメリカのビール(特にIPA)と日本のそれとの明確な違いの一つは、単純にホップの使用量なのだと言う。

ホップの尋常ではない量の投入が、今日飲んだような鮮烈にパッショナルなフレーバーと苦味を生み出している。確かに、日本にいてこのようなビールを飲んだことはなかった。

ホップヘッズという言葉が生まれるのも頷ける、アルコールとは別の中毒性のあるIPA。圧倒的な広さとホップ生産量を持つアメリアだからこそそんなビールが作れるのかなあ。それとも単純に過剰なもの、やりすぎなものが大好きな国民性だからなのか。

それについてはまだまだ知りたいことが多いなあ、と思った。

 

あと、4杯+フライドポテトを注文して会計は2500円程だった。希少なアメリカンクラフトビールという点を考えれば破格の安さではないだろうか。この店の近くに引っ越したい、とまでは言わないが、少なくとも近くに来る機会があったら絶対に来たいお店だと思った。

※公式サイトによると、ハッピーアワーの内容が変更されるらしい。もし行かれる際は、事前に公式サイトをチェックしてから行かれることをお勧めする。

 

また後半から叙述調、ハードボイルド調の文体になってしまった。なぜだろうか。以後、気をつけたいと思う。それでは!